2006年 12月 05日
ドラマ:のだめカンタービレ 第8話 |
ふお~。前半、全速力で走りに走ったって感じ(笑)
峰&清良がいつの間にかホテルに行っちゃってるところなんて
原作で読んだときも「あーれまあー!早いねえ」なんてびっくりしたけど
ドラマにすると、さらに早い早い(笑)。はあ?いつの間に?って感じですネ。
ほんとうは一つ一つがいいエピソードのてんこ盛りなんですよ、ここら辺。
でも、あと3話しかないし、ここは仕方ないですヨネ。
ドラマとしては、非常にうまくラストに向かってまとめてきてると思います。
さ~て。いよいよラストスパート。千秋とのだめに焦点が集中してきました。
ここからは、軽くネタバレがあるかもしれません。
また、原作の話は聞きたくない・・・
原作とドラマを比較するなんてヤボだよ・・・
という方にはお聞き苦しい内容かと思います。
どうぞご了承願います。。。
今回、ブラームス演奏シーンや、催眠術にかかるところなど
キモになるような感動的な印象的なシーンが幾つもありましたけど
自分が一番印象に残ったシーンは・・・・
R☆Sオケの演奏会当日の楽屋で千秋くんと黒木くんが会話する場面。
それから、そのあとのオーボエ協奏曲の場面。ここ好きだわ。
千秋とクロキンが、男の友情っていう感じで、お互いに信頼し合ってる雰囲気とか
くろきんの音楽への、静かだけど飽くなき強い追求とか愛情が出ていて、とてもステキだったなあ。
「ボレロ」の曲も、そういうわき上がる思いを盛り上げていてよかったのでは。
福士くんは、こういう静かだけど強い思いを表わすような、押さえた演技するのがとても上手。。
ちなみにここ、
原作では千秋くんとクロキンが直接、会話するのではなくて、
クロキンがオーボエを演奏しながらのモノローグで
「あのコンクールの悲惨な敗北の後でも、
千秋くんや・・・・このオケのみんなのボクへの信頼は少しも変わらなかった。
ボクはその信頼に応えてみせる」
「恵ちゃんに恋をして
彼女を想いながら吹いたこの曲は
今も美しくボクの中で響いている。
だから、それはそのままに・・・・
君は聴いてくれているだろうか
ボクのオーボエを」
と切々と語ってるんです。
ここのくだりは、原作の中でもベスト10に入るぐらい、自分が好きな場面。
ドラマではSオケのダーティペアが登場して、コンクールの上位入賞できなかった無名のくろきんに対して、軽く馬鹿にしていますが、
原作のほうはもっと深刻で、音楽評論家の大御所が登場して
「このオーボエの黒木って子、コンクールで見たよ。なんか、がっかりだね~
なんで、こんな子がソリストやるの?菊池とか三木とかいるじゃない」
って、演奏会前に、ひどくこき下ろすんですよね。千秋のことも「誰?」って感じで。
だけど、そんな評価も、千秋とくろきんは演奏で鮮やかに覆してしまう・・・ここ、めちゃくちゃかっこいい場面です。
今後、千秋と黒木くんはパリでも一緒に頑張るんだけど
黒木くんがパリでホームシックにかかったとき、最初に「会いたい」って思う相手が千秋なんですよね。
そういう思いをつくったベースが、ここの演奏のモノローグシーンだと思うので、
ドラマの特性上、原作よりも軽いタッチに脚色されてますが
今回、ここをドラマ化してくれただけで満足だワ、私は(笑)。
それから、それぞれのコンクールが終わって演奏会の練習に戻るも
本来の「鬼」千秋が戻ってきてびっくりする団員が語る場面。
清良がいきなり笑い出して
「日本も広いなあ」ってセリフを語ってますけど
原作では、練習で、ヴァイオリンに千秋の指示が伝わらず、思わず千秋が
誰かのヴァイオリンを借りて、自分でその音を表現してしまうんですよね。
で、そのバカうまぶりに驚いた団員が
「コンクール出たら・・・あ、清良よりうまいってことはないよね」
って言ったことに対して、もっと上を目指さなきゃっていう意味で清良が笑い飛ばした
場面なんですよね。
ここ、ドラマとしては、軽く流す場面だったんでしょうけど、
ちょっとむりやりくっつけてしまった感じで、清良のセリフが浮いていたような。。。
あ、そうそう・・・予告編でチラッと白石美帆さんが出てましたけど、
もしかしてハリセンの奥さん役ですか?
うーーん・・・・悪くはないし、彼女自体は好きなタレントさんだけど、
「電車男」チームだからといって、ちと、安易なキャスティングじゃないですか?
豊原さんはハマッっているのでいいとして、秋吉久美子さんのときもちょっと感じたけど、
「のだめ」の原作ファンにとっては、登場するキャラは、どんな小さな役でも宝のように大事なものなんですよね。どんなキャスティングなのか、楽しみでもあるわけです。
制作側のオトナの都合があるのかもしれないけど、
いかにもそういうことが、こちらにも分かってしまうようなキャスティングっていうのはどうかなと。
「のだめ」に限らず、民放のドラマ作りの、視聴率といいつつ視聴者の目を無視するような制作意識っていうのは、もうちょっと考えてもらいたいなあ。
原作ファンをもうならすような、ドラマスタッフの努力には本当に頭が下がる思いですし、
世の中が「のだめ」ブームにわいている最中、水を差すのもヤボかもしれませんけど、
人気漫画をネタにお金儲けをしようとしているテレビ側に対して
ブームに乗っかって楽しむことももちろん視聴者の特権なんだけど
その反面、冷静な目を向けるのも視聴者には必要だと思うんですよね。
自分、知り合いに、すごーく濃厚にテレビ界に関わっている人間がいるので、
いろいろ裏の話を聞いてしまってるからなのかもしれませんが、
あえて、こういうこと語らせてきただきました。
(ってエラソーに書いておきながら、自分もかなり「のだめ」に熱くなりすぎてしまったので、
そういう自分に対してクールダウンの意味もこめて・苦笑)
あ、ちょっと話がずれちゃいました・・・失礼。
★今まで、様々な専門家に療法してもらったのに効かなかった千秋がコロッと。
ここ、漫画だからこそ、催眠療法なんていう、ちょっと怪しげ、かつ漫画チックなベタな展開でもついていけるけど、ドラマではどうだろう・・・って思ってたけど、
すごく感動的ないいシーンに仕上がってますネ。
誰にも心をかたくなに閉ざしていた千秋が、唯一、のだめには解放することができた・・・そういうことですよね。
★「あ~ん」してプリンを食べてくれる千秋にトキメクのだめ。ここ、私もときめいたワ。
★ふんふん。なるほど。ミルヒーがまた再登場するのですね。
確かに、ドラマ上、そうしないとおかしいですものね。
それから、ミルヒーを登場させることによって、千秋とのだめの「恋愛」だけにストーリーが偏らないような演出にするのかな。
★玉木くんの指揮(特にモーツァルトのほう)、すごくよくなったね。
ブラームスのほうは少し硬いけど、演技しながら指揮もちゃんとしなければいけないのが大変・・・とご本人も語っていたし、確かにそうデスよね。ここの演奏シーン、もちろん原作はもう圧巻なんですけど、玉木くんも負けずに、ちょっとカリスマ的というか、黒王子の羽が舞っている感じが出ていますヨネ。ほんと、ステキなシーン。
★演奏会の観客の反応がちょっとクサクかったのが残念。
う~ん、海外の観客はどうだか知りませんが、日本の場合、実際、クラシックのいい生演奏を聞いても、あそこまで体を揺すったりしないと思います。幼稚園の演奏会ならいいけど。まあ、観客は一般客のエキストラなんでしょうがないとしても、そで幕にいる団員たちは、もうちょっと違う演技をしてほしかったかも。ドラマとはいえ、こういうところはリアル感がほしいな。
★「その口やめろ!」
ん~、ん~。このセリフ、もうちっと大事に言ってほしかったカモ。微妙だけど。
★おおっ。北海道行きには峰くんが同行ですか。なるほど。
★黒田さんと玉木くん・・・・美しい親子だワ。
★のだめが、千秋のシャツのボタンをはずすところ、かな~り変態度の表現が緩くなってます。
まあ、テレビですからね、テレビ。
っていうか、ドラマののだめは「変」だけど、決して、いわゆる「変態」ではないよなあ。
★スマスマの玉木くんの食べっぷりや、ちょっと天然っぽい反応に爆笑しちゃったよ。
スマップの面々も「玉木くんって、本当に良い人」「いろいろ勉強になりました」って言ってたけど
撮影中に何かあったのに、玉木くんだけ動じてなかったっていう感じでしたね。
それに、料理、たぶん全部食べたよね。すごい。
それも「うめえ~」って、そればっかり(笑)。ほとんど、体育会のノリだ。
裏表なくて大らかで、爽やかで、好青年なお人のようですネ。千秋の中身の方は。
樹里ちゃんは、いわゆる「不思議ちゃん」だネ(笑)
玉木くんと樹里ちゃんが、とても仲良くおしゃべりしているのが微笑ましかったです。
また気が付いたら書きま~す。
後ほど~
峰&清良がいつの間にかホテルに行っちゃってるところなんて
原作で読んだときも「あーれまあー!早いねえ」なんてびっくりしたけど
ドラマにすると、さらに早い早い(笑)。はあ?いつの間に?って感じですネ。
ほんとうは一つ一つがいいエピソードのてんこ盛りなんですよ、ここら辺。
でも、あと3話しかないし、ここは仕方ないですヨネ。
ドラマとしては、非常にうまくラストに向かってまとめてきてると思います。
さ~て。いよいよラストスパート。千秋とのだめに焦点が集中してきました。
ここからは、軽くネタバレがあるかもしれません。
また、原作の話は聞きたくない・・・
原作とドラマを比較するなんてヤボだよ・・・
という方にはお聞き苦しい内容かと思います。
どうぞご了承願います。。。
今回、ブラームス演奏シーンや、催眠術にかかるところなど
キモになるような感動的な印象的なシーンが幾つもありましたけど
自分が一番印象に残ったシーンは・・・・
R☆Sオケの演奏会当日の楽屋で千秋くんと黒木くんが会話する場面。
それから、そのあとのオーボエ協奏曲の場面。ここ好きだわ。
千秋とクロキンが、男の友情っていう感じで、お互いに信頼し合ってる雰囲気とか
くろきんの音楽への、静かだけど飽くなき強い追求とか愛情が出ていて、とてもステキだったなあ。
「ボレロ」の曲も、そういうわき上がる思いを盛り上げていてよかったのでは。
福士くんは、こういう静かだけど強い思いを表わすような、押さえた演技するのがとても上手。。
ちなみにここ、
原作では千秋くんとクロキンが直接、会話するのではなくて、
クロキンがオーボエを演奏しながらのモノローグで
「あのコンクールの悲惨な敗北の後でも、
千秋くんや・・・・このオケのみんなのボクへの信頼は少しも変わらなかった。
ボクはその信頼に応えてみせる」
「恵ちゃんに恋をして
彼女を想いながら吹いたこの曲は
今も美しくボクの中で響いている。
だから、それはそのままに・・・・
君は聴いてくれているだろうか
ボクのオーボエを」
と切々と語ってるんです。
ここのくだりは、原作の中でもベスト10に入るぐらい、自分が好きな場面。
ドラマではSオケのダーティペアが登場して、コンクールの上位入賞できなかった無名のくろきんに対して、軽く馬鹿にしていますが、
原作のほうはもっと深刻で、音楽評論家の大御所が登場して
「このオーボエの黒木って子、コンクールで見たよ。なんか、がっかりだね~
なんで、こんな子がソリストやるの?菊池とか三木とかいるじゃない」
って、演奏会前に、ひどくこき下ろすんですよね。千秋のことも「誰?」って感じで。
だけど、そんな評価も、千秋とくろきんは演奏で鮮やかに覆してしまう・・・ここ、めちゃくちゃかっこいい場面です。
今後、千秋と黒木くんはパリでも一緒に頑張るんだけど
黒木くんがパリでホームシックにかかったとき、最初に「会いたい」って思う相手が千秋なんですよね。
そういう思いをつくったベースが、ここの演奏のモノローグシーンだと思うので、
ドラマの特性上、原作よりも軽いタッチに脚色されてますが
今回、ここをドラマ化してくれただけで満足だワ、私は(笑)。
それから、それぞれのコンクールが終わって演奏会の練習に戻るも
本来の「鬼」千秋が戻ってきてびっくりする団員が語る場面。
清良がいきなり笑い出して
「日本も広いなあ」ってセリフを語ってますけど
原作では、練習で、ヴァイオリンに千秋の指示が伝わらず、思わず千秋が
誰かのヴァイオリンを借りて、自分でその音を表現してしまうんですよね。
で、そのバカうまぶりに驚いた団員が
「コンクール出たら・・・あ、清良よりうまいってことはないよね」
って言ったことに対して、もっと上を目指さなきゃっていう意味で清良が笑い飛ばした
場面なんですよね。
ここ、ドラマとしては、軽く流す場面だったんでしょうけど、
ちょっとむりやりくっつけてしまった感じで、清良のセリフが浮いていたような。。。
あ、そうそう・・・予告編でチラッと白石美帆さんが出てましたけど、
もしかしてハリセンの奥さん役ですか?
うーーん・・・・悪くはないし、彼女自体は好きなタレントさんだけど、
「電車男」チームだからといって、ちと、安易なキャスティングじゃないですか?
豊原さんはハマッっているのでいいとして、秋吉久美子さんのときもちょっと感じたけど、
「のだめ」の原作ファンにとっては、登場するキャラは、どんな小さな役でも宝のように大事なものなんですよね。どんなキャスティングなのか、楽しみでもあるわけです。
制作側のオトナの都合があるのかもしれないけど、
いかにもそういうことが、こちらにも分かってしまうようなキャスティングっていうのはどうかなと。
「のだめ」に限らず、民放のドラマ作りの、視聴率といいつつ視聴者の目を無視するような制作意識っていうのは、もうちょっと考えてもらいたいなあ。
原作ファンをもうならすような、ドラマスタッフの努力には本当に頭が下がる思いですし、
世の中が「のだめ」ブームにわいている最中、水を差すのもヤボかもしれませんけど、
人気漫画をネタにお金儲けをしようとしているテレビ側に対して
ブームに乗っかって楽しむことももちろん視聴者の特権なんだけど
その反面、冷静な目を向けるのも視聴者には必要だと思うんですよね。
自分、知り合いに、すごーく濃厚にテレビ界に関わっている人間がいるので、
いろいろ裏の話を聞いてしまってるからなのかもしれませんが、
あえて、こういうこと語らせてきただきました。
(ってエラソーに書いておきながら、自分もかなり「のだめ」に熱くなりすぎてしまったので、
そういう自分に対してクールダウンの意味もこめて・苦笑)
あ、ちょっと話がずれちゃいました・・・失礼。
★今まで、様々な専門家に療法してもらったのに効かなかった千秋がコロッと。
ここ、漫画だからこそ、催眠療法なんていう、ちょっと怪しげ、かつ漫画チックなベタな展開でもついていけるけど、ドラマではどうだろう・・・って思ってたけど、
すごく感動的ないいシーンに仕上がってますネ。
誰にも心をかたくなに閉ざしていた千秋が、唯一、のだめには解放することができた・・・そういうことですよね。
★「あ~ん」してプリンを食べてくれる千秋にトキメクのだめ。ここ、私もときめいたワ。
★ふんふん。なるほど。ミルヒーがまた再登場するのですね。
確かに、ドラマ上、そうしないとおかしいですものね。
それから、ミルヒーを登場させることによって、千秋とのだめの「恋愛」だけにストーリーが偏らないような演出にするのかな。
★玉木くんの指揮(特にモーツァルトのほう)、すごくよくなったね。
ブラームスのほうは少し硬いけど、演技しながら指揮もちゃんとしなければいけないのが大変・・・とご本人も語っていたし、確かにそうデスよね。ここの演奏シーン、もちろん原作はもう圧巻なんですけど、玉木くんも負けずに、ちょっとカリスマ的というか、黒王子の羽が舞っている感じが出ていますヨネ。ほんと、ステキなシーン。
★演奏会の観客の反応がちょっとクサクかったのが残念。
う~ん、海外の観客はどうだか知りませんが、日本の場合、実際、クラシックのいい生演奏を聞いても、あそこまで体を揺すったりしないと思います。幼稚園の演奏会ならいいけど。まあ、観客は一般客のエキストラなんでしょうがないとしても、そで幕にいる団員たちは、もうちょっと違う演技をしてほしかったかも。ドラマとはいえ、こういうところはリアル感がほしいな。
★「その口やめろ!」
ん~、ん~。このセリフ、もうちっと大事に言ってほしかったカモ。微妙だけど。
★おおっ。北海道行きには峰くんが同行ですか。なるほど。
★黒田さんと玉木くん・・・・美しい親子だワ。
★のだめが、千秋のシャツのボタンをはずすところ、かな~り変態度の表現が緩くなってます。
まあ、テレビですからね、テレビ。
っていうか、ドラマののだめは「変」だけど、決して、いわゆる「変態」ではないよなあ。
★スマスマの玉木くんの食べっぷりや、ちょっと天然っぽい反応に爆笑しちゃったよ。
スマップの面々も「玉木くんって、本当に良い人」「いろいろ勉強になりました」って言ってたけど
撮影中に何かあったのに、玉木くんだけ動じてなかったっていう感じでしたね。
それに、料理、たぶん全部食べたよね。すごい。
それも「うめえ~」って、そればっかり(笑)。ほとんど、体育会のノリだ。
裏表なくて大らかで、爽やかで、好青年なお人のようですネ。千秋の中身の方は。
樹里ちゃんは、いわゆる「不思議ちゃん」だネ(笑)
玉木くんと樹里ちゃんが、とても仲良くおしゃべりしているのが微笑ましかったです。
また気が付いたら書きま~す。
後ほど~
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by nekodeko_51
| 2006-12-05 00:52
| 一般ドラマ&テレビ