2006年 09月 07日
本:宮部みゆき「ぼんくら」上・下 |
宮部みゆきの現代ものが
どうしても肌に合わず
時代物も見て見ぬふりしてましたが・・・
なんのなんの!
義母に薦められて
一気に読みました!
すごい、宮部みゆき!!
ときは
江戸時代
深川。
平和な鉄瓶長屋に起こった殺人事件。
そこに関わることになった主人公、
「ぼんくら」な同心、井筒平四郎と
その仲間達。
最初は
短編集のごとく
鉄瓶長屋の住民、それぞれにスポットをあてた
話が連なり
何も変哲なくページが進むのですが
実はその変哲ない話が
後半の謎解きへのプロローグであったことに
のちのち気付くことになります。
平四郎の周りに集まる
粋で人情味たっぷりな
魅力的で個性的な協力者たち。
江戸の時代も今の時代も
少しも変わらない
日本人の情感。
そして
人を想う心
憎む心
人間の業(ごう)と性(さが)
血。
その悲哀を
謎が謎を呼ぶ
ストーリーに絡めて
否が応でも
グイグイと心を引き込まれます
不思議なのは
江戸情緒たっぷりの背景なのに
時代小説独特の
湿った感じがしないのです。
ちょっと現実感を逸脱したような
ファンタジーの世界を体感してるような気分。
そして
心憎いほど
優しく温かい言葉の数々。。。。。
どっぷりと「宮部ワールド」なるものに浸ったまま
抜け出せなくなっている私(笑)
続編の「日暮らし」上巻に突入!
さあ、どうなることやら!
・・・・ちなみに
これ、ドラマ化の話はないのかな?
するなら
平四郎役は、役所広司がいいな。あ、トヨエツもいいかも。
弓之助は?絶世の美少年・・・・う~~~~~ん。
どうしても肌に合わず
時代物も見て見ぬふりしてましたが・・・
なんのなんの!
義母に薦められて
一気に読みました!
すごい、宮部みゆき!!
ときは
江戸時代
深川。
平和な鉄瓶長屋に起こった殺人事件。
そこに関わることになった主人公、
「ぼんくら」な同心、井筒平四郎と
その仲間達。
最初は
短編集のごとく
鉄瓶長屋の住民、それぞれにスポットをあてた
話が連なり
何も変哲なくページが進むのですが
実はその変哲ない話が
後半の謎解きへのプロローグであったことに
のちのち気付くことになります。
平四郎の周りに集まる
粋で人情味たっぷりな
魅力的で個性的な協力者たち。
江戸の時代も今の時代も
少しも変わらない
日本人の情感。
そして
人を想う心
憎む心
人間の業(ごう)と性(さが)
血。
その悲哀を
謎が謎を呼ぶ
ストーリーに絡めて
否が応でも
グイグイと心を引き込まれます
不思議なのは
江戸情緒たっぷりの背景なのに
時代小説独特の
湿った感じがしないのです。
ちょっと現実感を逸脱したような
ファンタジーの世界を体感してるような気分。
そして
心憎いほど
優しく温かい言葉の数々。。。。。
どっぷりと「宮部ワールド」なるものに浸ったまま
抜け出せなくなっている私(笑)
続編の「日暮らし」上巻に突入!
さあ、どうなることやら!
・・・・ちなみに
これ、ドラマ化の話はないのかな?
するなら
平四郎役は、役所広司がいいな。あ、トヨエツもいいかも。
弓之助は?絶世の美少年・・・・う~~~~~ん。
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by nekodeko_51
| 2006-09-07 10:05
| 本と雑誌とコミック