菊の節句 |
茶道や華道などもそうだろうけど
着物の場合も、こういう節句のアイテムはとっても重要らしい。
どうりで最近、ヤオフクで菊模様のアンティーク帯が激しく争われていたわ。
とても素敵な帯だったけど、
古着であれだけの値段はさすがに出す気が起きん。。。
でも、このご時世に
旧暦の節句アイテムやら、季節ものを安く手に入れようと躍起になる人たちが
いまだいるって・・・もしかして、ものすご平和で優雅なことですよね~。
こういう日本。私は大好きです。
さて。
昨日、今日と、本当に清々しい、みごとな秋晴れ。
まもなく台風も近づくだろうし
こんなに、絵に描いたようなさわやかな初秋を感じられる日は
本当に貴重なんだろうなあ。
昨年、9月の終わりに初めて着付け教室に行ったときのこと。
講義の後に行われる、生徒さん全員のご挨拶のとき、先生が
「いよいよ着物を心から楽しめる季節到来ですね」
と言っていたのですが
そのときは、ふーん、そうなんだ・・・ぐらいしか感じなかった私。。。
あれから、まもなく1年たちます。
どうにかこうにか着物が着られるようになって
今日のような秋晴れの日を迎えると
改めて、あのときの先生の言葉が心に響いて
「さあ!着物が楽しめるぞ!」
と心躍ってくるのですよねー♪
いやぁ~ホント、有り難い。
何がって。着物に出会えたことと、
夏を無事に終えて美しい秋を感じられることに。
それから・・・うーん・・・僭越ながら
新しいことに挑戦させてもらえる自分の環境にも感謝です。
さて。秋から着る着物ですが
去年はド初心者でしたので、まず下着から揃えなくちゃならなかったし
一番面積の大きい長着についつい目がいき、
細かいところまでは、気持ちも金銭も全くついていかなかったのですが
1年たつと、小物や帯に目がいく余裕も出てきたようで。。。
これがまた楽しいんだな~(金はないケド・泣)
まずは帯締め。
人それぞれ、ヘビロテの色があると思うのですが
去年一年を通して、この色があればなあとずっと思っていたのが
私の場合は、エンジ色、カラシ色、アイボリー色、紫紺色、赤。
で、エンジ色は三分紐を買ったので、まずはカラシ色。
ネットで激安で売ってました。
房の部分が丸くなっていてカワイイし、平組なのでしっかり結べそう。
こっちのほうが色がちゃんと写ってますね。
・・・新参者には、まず自分のニオイをつけないと気がすまないヤツ。
相変わらず人相(猫相)悪いっすねー(汗)
もう一つも激安でゲット。
赤は赤でも、ちょっとレンガ色のような柿茶色のような、渋い赤。
これに合う帯揚げも欲しいなあー。