オリンピックなんていらない |
すばらしかったー!
個人的には、今までのオリンピックセレモニーの中で一番好き。
でも・・・
中国の国旗やオリンピックの旗を掲揚するとき
そして中国の国歌のとき・・・
平和という化けの皮がはがれて
行きすぎた愛国心と軍事国家丸出しの姿ははっきり言って恐かった。
中国本土に住む様々な多民族の衣装に身を包んで笑顔を振りまく演出も
世界中に中国の平和的な態度を訴えるつもりだったのかもしれないが
言い訳すればするほど胡散臭いのと同じ。
かえってチベット問題を思い起こして、萎えてしまった・・・
残念ながら
もう、オリンピックが「平和の祭典」なんていうのはとうに昔のこと。
今はスポーツという薄い隠れ蓑を一枚めくれば
そこは世界の政治と経済がドロドロとうずまく暗黒の深い沼でしかない。
2016年の東京オリンピックを支持する人たちは
このことに気付いているのだろうか?
今、スポーツ選手が自分の国を背負って戦う大会は
オリンピック以外にもたくさんある。
もうそろそろ、オリンピックはいらないのかもしれない。