2008年 06月 26日
六月大歌舞伎 |
六月大歌舞伎を見にいってきました。今月は夜の部のみ。
今日は朝から雨。
それに、もうすぐ7月だというのに、正午の気温が15℃ちょっと。寒・・・
ということで、夏きものはお預けして、単衣の結城紬にしました。
帯はいつもの白い絽の染め帯。(夏帯はこれしか持ってない^^;)
しかし、最近はうまくいっていた衣紋抜きが、
今日に限って、何度着直しても長襦袢の衣紋が詰まって、うまくいかない!汗
時間がなくなったので、仕方がなく、そのまま出かけましたが
長着と襦袢の衣紋の間に隙間ができて、カッコ悪・・・泣
着ている間は、ずっと気になってしまいました。。。
で、家に帰って脱いだときに原因が分かったのです。
大うそつき長襦袢の両前襟に腰ひもがついているのですが
その位置が私には低すぎるのです。
着付けにとって、腰ひもの位置は肝・・・ですね
まだまだ修行が足りないようで。
ところで
昼過ぎまで降っていた雨が、でかけるころにはやんでいたので
雨草履は履きませんでしたが
夕方以降はまた雨になるという予報でしたので
二部式雨コートの上を着て、下は持って出かけました。
結局、必要はありませんでしたが
雨対策をしていたので、心構えもできて快適でありました。
これで、雨期の季節の着物も万全・・・かな。
ただし、あまりどしゃぶりのときや、暑い時期の雨は、考えてしまいますが。。。
さーて。歌舞伎の感想ですが。
今回は初めて2等席。1階16列目の花道側。
つまり2等席の一番前の席をゲットしたのですが、ここも、かなりの良席!
前が大きく空いているし、傾斜もあるので邪魔がない。
1等席より安いのに、ヘタな1等席よりもずっと見やすく快適な席でした。
ただし、1等席よりも明らかにシートの脚が高目なので
足の短い私が座ると、足がきちんと床に付かないのです。
だから、着物を着て足をぴったりつけた状態で座り続けるのはかなり疲れました。
でも、着物を着ないなら、足をゆっくり組むこともできますし
男性にはかなりお勧めの席かと。
★『義経千本桜 すし屋』
なんともやるせない結末なのねん(哀)。。。
にしても
吉右衛門さんのいがみの権太のべらんめい調の江戸弁がキモッチいい!
★『身替座禅』
もう、この演目のためだけに、今月は夜の部にしたようなもの(苦笑)
だって、仁左サマの演じる右京ですよ~~ん♪
そして、やはり期待どおりの愛嬌たっぷりのすてきな右京でしたわ~~ん。
玉の井役の段四郎さんも凄まじいけれど、可愛かった(苦笑)
はぁ~~それにしても、やっぱり仁左さまは演技がうまいのよね。
セリフ回しがきちんと一つ一つが立っていて、
古典芸能だと感じさせないうまさが仁左さまにはあるのよね。
あーやっぱり、好きです。仁左さま♪
★『生きている小平次』
ひょえ~~~まじ、怖かった。普通に怪談ですよ、これ。
でも、あまりダラダラと長くなく、芝居としてとってもうまく出来ているなあと感心。
それから、実は幸四郎さんの世話ものって苦手(愛嬌がないんだもん)だったんですが
ここまで近代ものになると、さすがミュージカルなどで活躍する幸四郎さんのこと。
間の取り方や、セリフ回しなど本当にウマイ。ぐんぐん観客を引き込んでいきます。
染五郎さんも頑張ってましたねん。
★『三人形』
歌舞伎舞踊。下座音楽もまったくない近代歌舞伎のあとだったので
お口直しにちょうどヨカッタ(笑)
傾城役が芝雀さん、若衆役が錦之助さんの美男美女カップルも優雅でステキだし
供の奴役の歌昇さんの踊りも魅せてくれました。
歌昇さんの後援会の方でしょうか、私の真後ろのお姉様が
供奴の見せ場が始まると、
「ん待っってましたぁ~!!」
供奴の踊りが終わって、歌昇さんが見得を切ると
「おんっみごっとぉ~~!!」
と野太く(笑)、めちゃくちゃ粋のいいかけ声を掛けたんです。
私、そのお姉さんの声に惚れちゃいました。
やっぱり、かっこいい大向こうさんの声は、芝居をさらにステキにしてくれるし
いいものです。。。
さてさて、今回は着付けに手間取ってギリギリに到着したため
じゃがバタ子さんがオススメされていた「いわて銀河プラザ」に行く暇がありませんでした(泣)
いわゆる岩手県の名産品を首都圏に紹介するお店なんですが
めちゃくちゃ気になるお店です。お弁当も安そうだし、絶対に次回は行きたいゾ。
ということで、今回のおみやげは
おなじみ正庵の「黒子かりんと」。
うまうま~~~です!これもオススメ。
せっかくダイエットしても、歌舞伎座に行くたびに、肥える私って・・・(苦笑)
今日は朝から雨。
それに、もうすぐ7月だというのに、正午の気温が15℃ちょっと。寒・・・
ということで、夏きものはお預けして、単衣の結城紬にしました。
帯はいつもの白い絽の染め帯。(夏帯はこれしか持ってない^^;)
しかし、最近はうまくいっていた衣紋抜きが、
今日に限って、何度着直しても長襦袢の衣紋が詰まって、うまくいかない!汗
時間がなくなったので、仕方がなく、そのまま出かけましたが
長着と襦袢の衣紋の間に隙間ができて、カッコ悪・・・泣
着ている間は、ずっと気になってしまいました。。。
で、家に帰って脱いだときに原因が分かったのです。
大うそつき長襦袢の両前襟に腰ひもがついているのですが
その位置が私には低すぎるのです。
着付けにとって、腰ひもの位置は肝・・・ですね
まだまだ修行が足りないようで。
ところで
昼過ぎまで降っていた雨が、でかけるころにはやんでいたので
雨草履は履きませんでしたが
夕方以降はまた雨になるという予報でしたので
二部式雨コートの上を着て、下は持って出かけました。
結局、必要はありませんでしたが
雨対策をしていたので、心構えもできて快適でありました。
これで、雨期の季節の着物も万全・・・かな。
ただし、あまりどしゃぶりのときや、暑い時期の雨は、考えてしまいますが。。。
さーて。歌舞伎の感想ですが。
今回は初めて2等席。1階16列目の花道側。
つまり2等席の一番前の席をゲットしたのですが、ここも、かなりの良席!
前が大きく空いているし、傾斜もあるので邪魔がない。
1等席より安いのに、ヘタな1等席よりもずっと見やすく快適な席でした。
ただし、1等席よりも明らかにシートの脚が高目なので
足の短い私が座ると、足がきちんと床に付かないのです。
だから、着物を着て足をぴったりつけた状態で座り続けるのはかなり疲れました。
でも、着物を着ないなら、足をゆっくり組むこともできますし
男性にはかなりお勧めの席かと。
★『義経千本桜 すし屋』
なんともやるせない結末なのねん(哀)。。。
にしても
吉右衛門さんのいがみの権太のべらんめい調の江戸弁がキモッチいい!
★『身替座禅』
もう、この演目のためだけに、今月は夜の部にしたようなもの(苦笑)
だって、仁左サマの演じる右京ですよ~~ん♪
そして、やはり期待どおりの愛嬌たっぷりのすてきな右京でしたわ~~ん。
玉の井役の段四郎さんも凄まじいけれど、可愛かった(苦笑)
はぁ~~それにしても、やっぱり仁左さまは演技がうまいのよね。
セリフ回しがきちんと一つ一つが立っていて、
古典芸能だと感じさせないうまさが仁左さまにはあるのよね。
あーやっぱり、好きです。仁左さま♪
★『生きている小平次』
ひょえ~~~まじ、怖かった。普通に怪談ですよ、これ。
でも、あまりダラダラと長くなく、芝居としてとってもうまく出来ているなあと感心。
それから、実は幸四郎さんの世話ものって苦手(愛嬌がないんだもん)だったんですが
ここまで近代ものになると、さすがミュージカルなどで活躍する幸四郎さんのこと。
間の取り方や、セリフ回しなど本当にウマイ。ぐんぐん観客を引き込んでいきます。
染五郎さんも頑張ってましたねん。
★『三人形』
歌舞伎舞踊。下座音楽もまったくない近代歌舞伎のあとだったので
お口直しにちょうどヨカッタ(笑)
傾城役が芝雀さん、若衆役が錦之助さんの美男美女カップルも優雅でステキだし
供の奴役の歌昇さんの踊りも魅せてくれました。
歌昇さんの後援会の方でしょうか、私の真後ろのお姉様が
供奴の見せ場が始まると、
「ん待っってましたぁ~!!」
供奴の踊りが終わって、歌昇さんが見得を切ると
「おんっみごっとぉ~~!!」
と野太く(笑)、めちゃくちゃ粋のいいかけ声を掛けたんです。
私、そのお姉さんの声に惚れちゃいました。
やっぱり、かっこいい大向こうさんの声は、芝居をさらにステキにしてくれるし
いいものです。。。
さてさて、今回は着付けに手間取ってギリギリに到着したため
じゃがバタ子さんがオススメされていた「いわて銀河プラザ」に行く暇がありませんでした(泣)
いわゆる岩手県の名産品を首都圏に紹介するお店なんですが
めちゃくちゃ気になるお店です。お弁当も安そうだし、絶対に次回は行きたいゾ。
ということで、今回のおみやげは
おなじみ正庵の「黒子かりんと」。
うまうま~~~です!これもオススメ。
せっかくダイエットしても、歌舞伎座に行くたびに、肥える私って・・・(苦笑)
by nekodeko_51
| 2008-06-26 23:46
| 歌舞伎&その他舞台