「居眠り磐音 江戸双紙 陽炎の辻」第7話 |
なんたって、あの黄色いライトが戻ってきましたよーん。
ウルトラマンの変身とか、悟空のスーパーサイヤ人とかと一緒で
あれがないと、もう、もの足りない私(笑)
ほんと、この人を本気で怒らせたら怖いですねー。
あ、品川さんも怒りの一矢で報いました。
ちまたでは評判がよかったのかな、今回も。
確かにおきねちゃんが死んでしまうところは、原作を読んでいながらウルっときたし
最終的にはよくまとまって、相変わらずみごたえある回だと思ったけど、
うーん。細かいところがちょっと気になってしまった。。。
ひとつはカメラワーク。
もともとこのドラマの撮り方が
役者さんのアップが多かったり、わざとブレる映像にこだわっているのは理解してたつもりですが
例えば、
おきねちゃんの亡骸を長屋の住民が囲んで嘆き悲しむシーン。
住民一人ひとりをアップで長々と撮りすぎて
視覚的にも疲れるし、「泣き」場面を強調しすぎて個人的には少々冷めてしまった。
あそこは磐音だけをアップにして、
あとは「引き」で撮ったほうが、より効果的だったんじゃないでしょうか・・・
ま、この辺は個人の好みでしょうが
私は泣き場面とか感動場面の誇張って好きじゃないんで。。。。
それから、
「磐音は尾行した。
その女が矢場荒らし3人組の1人であり、矢場を偵察に来たことを直感したからである。
磐音の気配を感じながらも優雅に水垢離する女の姿に
磐音はただならぬ妖気を感じた・・・」
このナレーションは必要なのか?
もっと分かりやすくするためとはいえ、
役者の演技と演出の工夫でどうにかならんかったのか?
あともうひとつは、あくまで希望だったんだけど(笑)
原作の磐音さんは
矢場で働く娘たちの食べ散らかした器を洗ったり
お部屋(今で言うスタッフルームとかロッカールーム?)を掃除したり
交互に休憩を取りにお部屋にやってくる娘にお茶を入れたりするんですよネ。
ここ、ドラマの山本磐音さんでも見たかったかな~~と。。。
せめて、
「お茶ならそれがしが」って磐音さん言うと
おきねさんが「あら、じゃあ、たまにはお願いしようかな」なーんて言ったりしたら
原作ファンは絶対喜んだゾ(笑)
ま、贅沢言ったらキリはないんですが、
用心棒でありながらマメマメしく世話を焼く磐音さんと、
「あの用心棒さんステキ!」なーんてキャッキャ言ってそうな女の子たちの
イキイキとした原作の描写、私は大好きなんですよネー。
★「甘露でござるな」「おーい、甘露ときたよ」
こういうやり取り、大好きです~
★おかる役の小嶺さん、色っぽ~い!
数馬役の宮崎将さんは、あの宮崎あおいちゃんの実兄ですね。表情がそっくり。
でも失礼ながら演技は・・・・(以下省略)
★バックライトに当てられ登場の磐音さん・・・
つか、こういう演出、ドラマで久しぶりに観たワ(苦笑)
★「えっ?鶴見辰吾って敵じゃなかったんだ・・・」
と、うちのダンナ。
確かに、前回の道場での中居様が怪しすぎて
先週の「俺を信じてくれ」だけじゃ、ちょっと安易ですもんね。
ちなみにダンナは、いまだ今津屋の吉右衛門と由蔵を信じてません(苦笑)
★「それはさておき、木下。竹蔵。金を探せ。有り金すべていただいておこう」
おいおい。まるで悪徳与力とその手下じゃん(笑)
ちと、説明不足じゃないですか~?
★松吉さんの「おきねちゃんが殺された!」に反応するおそめちゃんの目にはすでに涙が??
すいません、毎度、重箱の隅をつつくようですが
「NG」シーン、やたら多いような。
あー。それでもやっぱり、山本くんの磐音は相変わらずステキだわーん。
もう、毎回同じことばっかり書いて申し訳ないんですが・・・
来週は、いよいよ関前藩で悪の陰謀を片付けます。
にしても、あと4回で、あれもこれも・・・大丈夫かい?