2007年 04月 11日
映画レビュー「あかね空」 |
「あかね空」観てきました。
原作未読ですが、
最後の最後まで涙が止めどもなく流れました。
江戸ワールド大好きな人は必見。
もう、最初の永代橋のシーンから引き込まれましたわ。
なんたって、あの「三丁目の夕日」を彷彿とさせるCGを駆使してのお江戸の眺めは圧巻。
今までの「小汚い」イメージのあった深川の長屋界隈も、
きれい好きな日本人が住むと、実はこんなふうにこざっぱりしてたのかもネ。
映像の色味も、テレビドラマの不自然な明るさでもなく
かといって、映画の時代劇独特の暗さもなく。
ちょうどいい色味が、タイムスリップしたようなリアル感と郷愁感を醸し出しています。
いやいや、時代劇もここまで来たんだなあ~~~と感慨深くなり。
ちょーっと残念だったのは「おふみ」役の中谷美紀ちゃんかな。
祝言をあげるところまではとても良かったのに
「18年後・・・」になったとたん、ありゃりゃ・・・。
さすがに、あんな綺麗なお姉さんが、18歳の息子を筆頭に3人の子供を抱える
深川育ちの豆腐屋の気っぷの良いおかみさんを演じるのはキツいです。
内野聖陽さんはさすがだなあ。
この俳優さんは、大河ドラマで主役を張るほどの圧倒的な存在感を持ちながらも
引くべきところでスッと存在感を引ける演技ができる人なんですね。
子役を除いた脇役の俳優の演技もしかり。
現代モノと違って独特の「間」や「形式」があるがゆえ、
実は経験や勉強が必要といわれている時代モノの奥深い演技。
その時代モノには欠かせない演技派の俳優さんたちが
過不足なくいい塩梅に盛り立てているのはさすがです。
失礼ながら、
時代小説ファンにとって宝物のような作家の作品に
いとも簡単に出て、ちゃっちゃと器用に主役を演じてしまうジャニ系の軽い現代風の演技とは
やっぱり深みが違いますゼ、ダンナ。
(実は『武士の一分』は年末に観ました。
作品としては良かったけど、レビューは控えさせていただきました・・・)
個人的に惚れちゃったのは
勝村政信さん演じる嘉次郎!
ベタなキャラなんだけど、あたしゃ、めっぽうこういうのに弱いんだよぉ。
原作未読ですが、
最後の最後まで涙が止めどもなく流れました。
江戸ワールド大好きな人は必見。
もう、最初の永代橋のシーンから引き込まれましたわ。
なんたって、あの「三丁目の夕日」を彷彿とさせるCGを駆使してのお江戸の眺めは圧巻。
今までの「小汚い」イメージのあった深川の長屋界隈も、
きれい好きな日本人が住むと、実はこんなふうにこざっぱりしてたのかもネ。
映像の色味も、テレビドラマの不自然な明るさでもなく
かといって、映画の時代劇独特の暗さもなく。
ちょうどいい色味が、タイムスリップしたようなリアル感と郷愁感を醸し出しています。
いやいや、時代劇もここまで来たんだなあ~~~と感慨深くなり。
ちょーっと残念だったのは「おふみ」役の中谷美紀ちゃんかな。
祝言をあげるところまではとても良かったのに
「18年後・・・」になったとたん、ありゃりゃ・・・。
さすがに、あんな綺麗なお姉さんが、18歳の息子を筆頭に3人の子供を抱える
深川育ちの豆腐屋の気っぷの良いおかみさんを演じるのはキツいです。
内野聖陽さんはさすがだなあ。
この俳優さんは、大河ドラマで主役を張るほどの圧倒的な存在感を持ちながらも
引くべきところでスッと存在感を引ける演技ができる人なんですね。
子役を除いた脇役の俳優の演技もしかり。
現代モノと違って独特の「間」や「形式」があるがゆえ、
実は経験や勉強が必要といわれている時代モノの奥深い演技。
その時代モノには欠かせない演技派の俳優さんたちが
過不足なくいい塩梅に盛り立てているのはさすがです。
失礼ながら、
時代小説ファンにとって宝物のような作家の作品に
いとも簡単に出て、ちゃっちゃと器用に主役を演じてしまうジャニ系の軽い現代風の演技とは
やっぱり深みが違いますゼ、ダンナ。
(実は『武士の一分』は年末に観ました。
作品としては良かったけど、レビューは控えさせていただきました・・・)
個人的に惚れちゃったのは
勝村政信さん演じる嘉次郎!
ベタなキャラなんだけど、あたしゃ、めっぽうこういうのに弱いんだよぉ。
by nekodeko_51
| 2007-04-11 18:20
| 映画レビュー