フジ「スタメン」阿川佐和子vsイチロー対談(その1) |
想像以上に見応えありました。ずっと笑いっぱなし。。
この2人、やんちゃな弟と、ちょっとトボケた姉という感じです。
ちなみに、この日のイチローは、先日キャンプインしたときに着ていたピンクのTシャツの色違いの黒。バックプリントがドクロマークのあれです。
まずは、素のイチローをテレビの前にさらけ出してくれた阿川さんに心から感謝です~。
イ・・・イチロー選手 あ・・・阿川佐和子さん
イ:どうも。
あ:ご無沙汰しております。
イ:そうですね。
あ:覚えてらっしゃいます?
イ:もちろんです。
あ:ホント?
イ:ええ・・・何話したかは全然覚えてないですけどね。はい。
あ:ウッフフフ・・・最近、(私)ゴルフ始めたんですよね。
イ:遅っ。
あ:アハハ!(イチローのひざをペシっと軽く叩く)50の手習いっていうんですヨ。
イ:あ、そうなんですか。それで?
あ:最近になってようやく始めて楽しくてしょうがないんですけど、精神的プレッシャーとかいろいろなものをどう克服するかという時に、(イチローの言葉の)「技術を磨くしかない。だから練習なんだ」っていう。。。そうかって思ってすぐやりました。こうやって(ゴルフのスウィングの振り)
イ:・・・そもそもね、阿川さんのゴルフと僕の野球を比較しないで欲しい。ものスゴイ失礼な話ですよ、阿川さん。(スタッフ爆笑)
あ:アハハハ!
ナレーション:阿川佐和子のゴルフ話にイチローがつっこみをいれて対談はスタートした。
<メジャー7年目を迎えて>
あ:次のシーズンで、また記録を保持しなきゃいkないとか、200本安打問題、どうするとか・・・
イ:「問題」かどうか分かりませんですけども、まあ、課題だったりはするでしょうね。
あ:(笑)課題・・・課題はどうするとか、そういうことピリピリ感じたり考えたりすることは今の段階では・・・
イ:ないですね。
あ:ないですか。さらに厳しくなるでしょ? だって7年目ですよね?
イ:そうです、はい。
あ:もう、33・・・才?
イ:はい。まあ、「もう」なのか「まだ」なのかというところはね。
あ:あ!大変失礼いたしました。
イ:そこは言葉の使い方、難しいところですけども。
あ:はあ。
イ:僕はね、まあ、どっちでもいいんですけれども・・・そこは敏感なんですよ。
あ:あ、私も自分の歳にはあまり・・・まあ、鈍感ですけどね。
イ:ね。まあ、鈍感であることは危険とも云えるんですけどね(笑)
あ:危険ねぇ(笑)。でもマリナーズとの契約も残っているんですよね。
イ:今年1年残ってます。
あ:今年1年残ってる。その次どうするかっていうことは・・・
イ:まだ分かんないですね。
あ:まだ分かんない。
イ:全然分かんないです。自分の決断によって、自分の意思で何かを選ぶことって、僕、今まで一度もなかったわけですよ。
あ:はあ。
イ:だから、たぶん自分で選択をしなくてはいけない行為っていうのはツライものになるかもしれないですよね。
あ:メジャーを選んだのは、ご自分の選択ではあったわけでしょ?
イ:選んだわけではないですよ。ただ、どこのリーグに、じゃあ行きたいの。メジャーリーグなのか。メキシコリーグなのか。はたまた韓国なのか。台湾なのか。中国なのか。イタリアなのか。そういう意味でいえばアメリカを選んだ。これは言えます。
あ:そうですよね。で、アメリカを選んだっていう意味は、やっぱり2~3才ぐらいから野球を始められて、やっぱり野球はアメリカだっていう気持ちは・・・
イ:うん。まあ、3才からそれを思ったことはないけど・・・
あ:それはそうでしょうねぇ・・・ウフフフ・・・人の質問の揚げ足を取らないでェ!(イチローのひざをまた叩く)
イ:(笑)いやいや、だぁっ~って、つっこみどころ満載なんだもーん。(場内笑い)
あ:いいじゃん。かわいいでしょ?
イ:そうそう。そういうところが僕、すごいチャーミングで大好きなんですけれども。
あ:どうもありがとうございます。
イ:もう、変わらない阿川さんで。
あ:あ、いえいえ。(照れながらも、眩しそうにイチローを見る)
イ:でもどうでしょうね。メジャーの存在を知ったのが、おそらく中学生ぐらいのときだと思うんですよ。
あ:ほー。違う!と思ったんですか?
イ:全く違いましたね。テレビで見てても違いましたね。で、確かにすごいとその時は思いました。自分が、じゃあ、そこに行くイメージなんて全くできなかったし・・・・それを松坂大輔って男はね、中学生からメジャーリーグでやりたいとかって抜かしやがって!
あ:アハハハっ!(場内爆笑)
イ:あの、ナんマイキな野郎ね。とんでもないやつなんです、あいつっ。(場内笑)
あ:(笑)ホントかしら。
イ:そうやって言うんですよ、あいつ。
あ:かわいくないですねぇ。
イ:ぜんぜんっ、かわいくないから!(場内大爆笑)
あ:またすごい値段であちらに行きましたねぇ。
イ:ねぇ。ホントにすごい値段ですよ。
あ:あれはどうなんですか・
イ:あれはすごいと思いましたね。目がビヨ~ンって(両手で目が出るしぐさ)なるでしょ。スプリングが出てくるでしょ(場内笑)
あ:(笑)ならないっ。
イ:あんな感じでしたよ。
あ:アハハハ!イチロー選手がビユーン(イチローのマネをする)。
イ:・・・そんな感じでしたよ。それはそれでびっくりしました。
あ:びっくりしました。
イ:はい。もっとすごいのはベッカムでしょ。(場内爆笑)
あ:(笑)ベッカムいきますか、ベッカム!
イ:あれはすごいですよ。5年とかで300億みたいな。
あ:とんでもない・・・
イ:メジャーリーグ「サッカー」ですよ!(場内笑)どういうことなんでしょうね、あれは。
あ:どういうことなんですか・・・何でベッカムの話になったんだっけ?(笑)
イ:いや・・・だから、年俸の話ね。上には上がみたいな(場内笑)
続きがまだまだありますが、長いので今回はここで一端終わって、続きは後日、別記事として改めてアップしますネ。
いやぁ~。まだまだ笑えるところ満載です。
ちなみに阿川さんは、インタビューの映像が終わったあとのコメントで
「私はこれから彼(イチロー)のことを、『アア言えばコウ一朗』と呼ばせていただきマス」
とおっしゃってました(笑)。そう言いたくなる気持ち分かるワ、こりゃ(笑)