2007年 01月 12日
ドラマ:拝啓、 父上様 |
これは見続けるかどうか微妙だな。
一応、初回は確認しようと思ってみましたけど。
確かに
最近にはない「オトナ」が見応えあるドラマだし
さすがにフジだけあって、これも前回のDrコトーに続いて手堅いと思う。
だけど
その世代の割には「北の国から」に思い入れの少ない自分なので
良くも悪くも「倉本聰さんの世界」っていう感じのドラマは
今の自分にはちょっと抵抗感を感じる部分もあるので。
倉本聰さんの脚本といえば、前回も二ノ宮くん主演の「優しい時間」は、自分も全回もらさず見ましたけど
この脚本家の「父と子」の世界みたいなものは
ずっと違和感がありながら見続けてた。
二ノ宮くんがなぜかちょっと時代遅れの不良だったっていう設定も古さを感じたし
長澤まさみちゃんのセリフが、ちょっと昔の女性の言い回しだったりしたのも違和感が最後までつきまとってしまった。
今回も、ちょっとした部分で「ここは笑うところ?」と思ってしまうシーンがあったりして
やっぱり古さを感じてしまう。
「優しい時間」の森の時計という喫茶店の癒やされる空間だったり
大きな窓辺から観る北海道の景色だったり、
もう、このまま時を止めてしまいたいような美しいシーンやカメラワークには
本当に文句の付けようがない。
こういう世界は大好きなので、
だからこそ、「優しい時間」は最後まで見続けてしまった。
今回の神楽坂界隈の石畳の世界も、本当に描写が美しい。
旦那の実家が小石川にあって、自分も一時期小石川に住んでいたので
毘沙門天とか神楽坂商店街とかの映像が懐かしかった。。。
この辺は、実際に今、マンション建設が激しいところなんだよね。。。
黒木メイサちゃん演じる、フランス語をしゃべる謎の女性が
リンゴを石階段から落としてしまうスローモーションのシーンと、
二ノ宮くんの心が動くところがデフォルメされてるところは、
ため息をつくほど。
そうそう、神楽坂には日仏学院というところがあるので
フランス人やら、フランス料理のお店やら
どことなくフランスの薫りもしてきたりして
「メルシー」なんて言う女性がいてもおかしくない雰囲気があったり。
この辺の描写はリアルさもあって秀逸。
だけど
時代が止まってしまったような頑固な倉本聰の「父と子」の描き方には
もう、いいかな・・・という自分もいる。
もしかして、自分には子供がいないので
理解できないのだろうか。。。
美しい世界を紡ぎ出す脚本家であるだけに、そこに付いていけない自分が哀しいな。
一応、初回は確認しようと思ってみましたけど。
確かに
最近にはない「オトナ」が見応えあるドラマだし
さすがにフジだけあって、これも前回のDrコトーに続いて手堅いと思う。
だけど
その世代の割には「北の国から」に思い入れの少ない自分なので
良くも悪くも「倉本聰さんの世界」っていう感じのドラマは
今の自分にはちょっと抵抗感を感じる部分もあるので。
倉本聰さんの脚本といえば、前回も二ノ宮くん主演の「優しい時間」は、自分も全回もらさず見ましたけど
この脚本家の「父と子」の世界みたいなものは
ずっと違和感がありながら見続けてた。
二ノ宮くんがなぜかちょっと時代遅れの不良だったっていう設定も古さを感じたし
長澤まさみちゃんのセリフが、ちょっと昔の女性の言い回しだったりしたのも違和感が最後までつきまとってしまった。
今回も、ちょっとした部分で「ここは笑うところ?」と思ってしまうシーンがあったりして
やっぱり古さを感じてしまう。
「優しい時間」の森の時計という喫茶店の癒やされる空間だったり
大きな窓辺から観る北海道の景色だったり、
もう、このまま時を止めてしまいたいような美しいシーンやカメラワークには
本当に文句の付けようがない。
こういう世界は大好きなので、
だからこそ、「優しい時間」は最後まで見続けてしまった。
今回の神楽坂界隈の石畳の世界も、本当に描写が美しい。
旦那の実家が小石川にあって、自分も一時期小石川に住んでいたので
毘沙門天とか神楽坂商店街とかの映像が懐かしかった。。。
この辺は、実際に今、マンション建設が激しいところなんだよね。。。
黒木メイサちゃん演じる、フランス語をしゃべる謎の女性が
リンゴを石階段から落としてしまうスローモーションのシーンと、
二ノ宮くんの心が動くところがデフォルメされてるところは、
ため息をつくほど。
そうそう、神楽坂には日仏学院というところがあるので
フランス人やら、フランス料理のお店やら
どことなくフランスの薫りもしてきたりして
「メルシー」なんて言う女性がいてもおかしくない雰囲気があったり。
この辺の描写はリアルさもあって秀逸。
だけど
時代が止まってしまったような頑固な倉本聰の「父と子」の描き方には
もう、いいかな・・・という自分もいる。
もしかして、自分には子供がいないので
理解できないのだろうか。。。
美しい世界を紡ぎ出す脚本家であるだけに、そこに付いていけない自分が哀しいな。
by nekodeko_51
| 2007-01-12 09:56
| 一般ドラマ&テレビ